躁鬱病とはどんな病気か知り早めに治療を行う

双極性障害記事

躁鬱病とうつ病

看護婦

うつ病の判断と歴史について

躁鬱病という、うつ病に似た病気があります。うつ病と症状が似ているので、見分けることが難しい病気です。双極性障害とも呼ばれています。うつ病の症状と、躁状態の症状を交互に発症していく病気です。躁状態が、軽躁の場合は特に見付けることが難しく、周囲からみても判断することが難しいものです。軽躁の場合、ちょっと張り切っているだけのように見えることや、気分に少しムラのある人という程度の認識でいることも多いです。うつ症状を主に発症する人が多く、うつ病だと判断された人が後で躁鬱病という判断されるということも少なくありません。躁状態の症状が出て始めて、躁鬱病と診断されます。しかし、躁の症状が出てくるまで数ヶ月から数年ほどと言われていることもあり、判断が難しい病気として知られています。

判断が難しい躁鬱病という症状

躁鬱病の患者は、発症以降の半分ほど、うつで過ごすと言われており、躁の期間は短いことが多いです。うつの状態の時に受診しないことや、躁の期間よりもうつの期間の方が長いことから、多くの人はうつ病と診断されることが多いです。躁状態を経験しても、本人にとってはただ調子が良いだけとしか思っていないので、受診しようとは思いません。躁鬱病に掛かる人は、世界では100人に1人、日本では500人に1人の割合と言われています。決して稀な病気ではなく、私達の身の回りに起こりえる病気です。双極性障害の発症年齢は、20代前半と言われており、男女比はほとんどありません。うつになる前に、気分が爽快であまり眠らなくても平気なことや、他人の忠告を受け入れられないことや、お金の使い方が荒くなったりした場合、躁状態の可能性があります。

うつ病とは心の病であり、かかってしまう原因は人それぞれです。うつ病の起源は紀元前4世紀ごろのギリシャの医学者ヒポクラテスの提唱から始まります。同じような症状になる人は昔からたくさん存在していましたが、長い間病気として認定はされておらず、広く知れわたるようになったのは20世紀に入ってからです。その間中世ヨーロッパなどでは、うつ病は悪魔に取り付かれているものだと信じられていた時期もありました。そして21世紀になった現代、うつ病とは別に「新型うつ病」と呼ばれるタイプのものに分類される人たちもでてきました。躁鬱病もうつ病の一つですが、これはうつのときとは別に気分がとても乗っている躁状態が現れるタイプのものです。

躁鬱病、つまり双極性障害だと判断される人は、うつ病患者の10%程度だと言われています。しかしその判断はとても難しいものです。躁鬱病の人が病院へ通うのは、うつの状態のときがほとんどだからです。気分が乗っている躁状態のときはむしろ健康だと考え、病院へ行こうとはしません。そして躁状態になるまでのスパンはとても長いことが多いため、少し診断しただけでは見逃されてしまい、普通のうつ病だと判断されてしまうことが多いのです。躁状態の場合は周囲に迷惑をかけてしまうことがあります。そして患者本人もそのことに気づかないことが多く、普通のうつ病と比べて躁鬱病は社会的に人間関係の破綻を生みやすく、失うものが多いリスクの高い病です。

躁鬱状態

躁鬱病の症状として、躁状態とうつ状態を繰り返すということがあります。躁状態のときにはそわそわとして落ち着きがなくなり、イライラして喧嘩を行なうことや、買い物に執着するようになります。うつ状態は、抑うつ気分が続きます。

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病識を持つ

躁鬱病を改善させるために、一番大切なのが病気であるという認識を持つことです。症状が軽快してきたと自己判断で薬や通院を辞めると、さらに症状が悪化することがあります。

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家族のサポート

躁鬱病の患者に対して、家族のサポートは欠かせないものです。医者と本人、または家族が一緒になって病気に立ち向かうことで、始めて病気の改善に近づきます。医者と相談の上、治療法を確認することで早めに治療を行うことができます。

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